代表挨拶

Message

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2006年に島根県の介護老人保健施設で私の医療の国家資格保持者としての人生が始まりました。そこから、広島市の急性期病院での勤務を行い、リハビリテーション科の責任者から、在宅部部長、施設の副施設長、と中間管理職から管理職と色々な立場を経験させていただきました。

バリバリと現場に入り、多い時で1日20人の患者さんにリハビリ介入することが私の原点で、知識と技術を追い求めており、そこで疑問が出てきました。

東京や大阪という大都市圏に比べて、中国地方は、なぜセミナーの数が少ないのだろう?

中間管理職になってからは、職員のリクルートやマネジメントを考え、人材育成をどのようにしたらいんだろうか?どうすれば、患者さんと職員、会社の3方良しとなるのかを考えていました。

管理職になってからは、会社理念に沿った組織作りをする上で、職員の離職が多い部署にトライアンドエラーで考え続け、職員の離職率が高い会社とそうではない会社の違いは何だろうか?という疑問にぶつかりました。

多くの疑問から私にできたことは、医療技術をもっと高めたいという人たちとセミナーを運営し、人材育成に悩む中間管理職やその施設に対して、情報共有とセミナーを通して関わらせていただきました。地域医療に貢献につながる経験ができ、人材の地産地消こそが、地域医療を支えると考えつきました。

人材の地産地消を目指す行動も幾度となく壁にぶつかり、色々と考えながら情報を発信していると、社外の知り合いも増えました。その縁あって、2021年に高知県にある株式会社Bridgeの「えん訪問看護ステーション高知」の立ち上げに関わらせていただきました。高知県の中山間地域の単独高齢者世帯も多い状況で、「住み続ける選択をする」限り自宅環境での生活を支援するという想いに強く共感しました。

広島市は基幹病院の医療資源の集約など、2025年や2030年問題に加えて、変革を迎えている地域です。そのため、地域の在宅医療を支えるきっかけになりたい、地域の医療・福祉を地域のスタッフで共創したいと思い、「えん訪問看護ステーション広島」を立ち上げることを決めて、株式会社Nijiを設立しました。

株式会社Nijiは、職員の「高い医療知識・技術の提供するための学び」と、「キャリアアップ・マナー接遇面等、人間の成長に関する学び」の2つの学びにこだわります。

地域の医療従事者に向けて、直接的な医療の提供から地域の学びを支援する活動を行いますので、宜しくお願い致します。

令和5年5月30日
株式会社Niji 代表取締役 日和将貴

企業理念

自律

健全

笑顔